お墓100年プロジェクト

お墓100年プロジェクト実行委員会によるブログ (お墓参り写真コンテスト フォトコン2017に応募しよう!)

「信じる力2」

おはようございます。 大阪の北條です。

春になり、一気に新緑の香りがしてきましたね。
先日 お客さまと一緒に、奈良の室生寺に、行ってきました。

このお寺は奈良時代の終わりに草創され、素晴らしい仏像たちがおられる地で
なんども行っても、魅せられます。

今回お客さまと一緒に見てきたのが、
この五輪塔(重要文化財)
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7百年以上も経っているのですが、このオーラのような空気感と『存在感』。
この美しさにはいつも魅入られます。
お客さまも実際のものを目にし、心を揺さぶられているようでした。


国宝の金堂は、ゆったりとした時間の中に存在するかのようです。
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また天から舞い下りてきたかのような五重塔(国宝)。
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甘み処のよもぎの回転焼きも食べ、心身ともに深い呼吸が出来、とても善い時間でした。


それでは前回に引きつづき、北魏時代(西暦400年頃~)の石仏彫刻のお話しです。

今回は、正面の彫刻に挑戦です。
つくるのに参考にしたのが、
北魏石造仏教美術展や北魏の石仏の本・当時の石仏写真です。
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前回のお話のとおり当時の石仏は、印の形などにこだわらず、
自由で優しいのが特徴です。
素朴で愛らしさがあり、大らかで、とても庶民の信仰が深かったのが感じられます。

まずカーテン部が上部にあり、篭の中には如来さまのお姿。
この蓮華文様は、北周時代(西暦550年頃)のものでつくりました。
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最下部には香を焚き、祈りをあげる庶民の姿。

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この時代の石仏のお顔立ちは、素朴であったかい表情が多いんです。

手間暇をかけて手彫りすると、ゆったりとした線しか出ませんが、

『必ず宿るもの』があります。

機械を使えば、効率よく速くシャープな線の仕事が出来ますが、

『必ず失うもの』があります。

手間をかけることって、人を思いやる気持ちだと想うんです。

当時の方々は、宿すことを前提につくっていたんじゃないでしょうか。


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信仰って、人のこころの奥深いところにあって、
あったかかったり、悲しかったり、ちょっと恥かしかったり、
ぼんやりとしていてハッキリと見えないけど、「素朴で大切な宝物」だと思うんです。

中には「無宗教だから、信じない。信仰心なんて無い」って、言われる方もおられますが、
みんな心の中で、自分なりのたとえば神や仏のようなものが居るように想います。
それもきっと、自分なりの宗教や信仰だと思います。

今回もつくってて想うんです。
石造仏をつくることは、もちろん死者や施主さまのためなんですが、
それ以上に
この世界の幸せを本気で祈ってつくっていたんじゃないかって。

そんな大きな想いが込められているように感じます。

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       (正面の彫刻の完成写真)

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       (裏面の彫刻の完成写真)



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